シェーンベルクの重要作品がまた一つ、スタディ・スコアの新シリーズに登場しました。シェーンベルクが初めて12音技法を管弦楽曲に適用した作品で、序奏、主題、9つの変奏、終曲からなる約23分の作品。全篇にわたって対位法に重点が置かれており、終曲ではB-A-C-Hの音型が登場します。スコアはシェーンベルク全集 A/13 (1992) からの抜き刷りで、新たにウルリヒ・クレーマーによる序文が添えられています。なお、NMLでは新たに加入したエラート・レーベルのピエール・ブーレーズ指揮シカゴ交響楽団による演奏がお聴きいただけます。
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